2022.01.26
ミニマムライフコスト

ライフコストとバイオリズム

ライフコスト(暮らしのお金)は日々変化していきます。

感情が変化すればガラリと変わり

環境が変化してもガラリと変わり

はたまた季節でもガラリと変化します。

暮らしに波があるように

ライフコストにも波があります。

□一喜一憂でなく気長にみよう

お金と暮らしを見つめていく中で

必ず出てくるのが「波」

お金の使い方が先月は少なかったのに今月はかなりオーバー・・・

そんな時が家計簿をつけていくとわかってきます。

確かに今月はやばい・・・と数字で見るとすごく不安になったり落ち込んでしまったり。

でも、大丈夫。

あまりにも浪費があるのは手直しが必要ですが、投資と思ったお金の使い方をしてオーバーしてしまった。

消費が思ったよりオーバーしてしまった。

と言う場合はその月だけでなく

半年や1年と言う長いスパンで一度ひいて見ることをやってみましょう。

例えば、

年末年始はお金がたくさん出ていきます。

クリスマスにお正月と言う大きなイベントがたくさん。

きっと友人や家族に会ったり

ちょっぴりいつもより豪華になったり

旅行に出かけたり

1年間で1、2を争うお金を使う月。

まずは、冷静にこの半年一年のライフコストを眺めてみましょう。

そうすると、10月11月は低かった。

2月はそんなに出費がない月。

年間平均だと結果的にはミニマムなコストになっている。

そうやってまずは客観的に見て冷静になってみましょう。

□お金のバイオリズムをつかむ

そうして俯瞰して見ると、自分のお金のバイオリズムがわかってきます。

誕生日・クリスマス・お正月・車検や保険などのイベントや特別出費月はどれくらいお金を使うのか。

それ以外の月はどれぐらいのコストで大丈夫なのか。

お金を使う波がある程度わかると、準備ができるようになります。

心の準備・お金の準備をそれをもとに考えていきましょう。

心の準備は、大体のバイオリズムがわかった時点で、12月1月はお金とちゃんと使う月と決めておくと家計簿を見ても全然気になりません。

むしろ、思い切り楽しんで最高の思い出を作るぞ!

ぐらいの感覚で、ここぞとばかりに楽しむ心構えが生まれると、モヤモヤがなく楽しい時間を過ごせます。

その為にも、バイオリズムが上がる月に備えて他の月ではその月のための予備費を作っておくととっても楽です。

例えば、12月クリスマスを最高に楽しむため去年は3万円かかった。

じゃあ、今年は3万円÷12ヶ月=2,500円を月々貯金箱や口座に残しておくようにしよう。

これを、固定費として家計簿に組み込んで、実際の仕組みとして定期的に貯めていくようにすると、かなりクリスマスを楽しむことができます。

他にも、車検や保険料など一気に大きなお金がかかるものは12ヶ月で割った金額で月々残しておくと「お金をたくさん使ってしまった。どうしよう・・・」といったお金の不安から解放されていきます。

ちなみに、実際にお金を残しておく仕組みとして

普段は使わない口座に貯めておいたり、ちょっと手続きがめんどくさいけどすぐに下ろせる積立貯金口座に貯めたり、貯金箱を作って貯めていく仕組みをやりやすい方法で作り上げていくことが大切です。

そして、収入が入ってきたその日にそれをやる。

毎月余ったお金をそこに当てようとしたら99%貯められませんのでご注意を。

□お金の波を平坦にコントロールする

こうやった仕組みを作り上げていくことは

お金に自分自身の感情を左右させない為のテクニックの一つ。

これを取り入れることによって、お金のバイオリズムがかなり平坦に近づいてそれと同時に、自分のお金に対する感情も落ち着いていきます。

お金に少し余裕を持たせたり

準備して何の心配もない状態で、最高に楽しい時間を過ごすことは本当に心の底から幸せを感じることができます。

お金はあくまでも僕たちを幸せにしてくれる道具。

決してお金に振り回されないこと。

そうする為にも、お金をきっちりコントロールして

お金の不安がなく、自分の価値観に沿ったお金の使い方ができれば僕たちの人生はより豊かに心地よいものになっていくと思います。

お金に操られることなく

自分らしい暮らしと人生を楽しんでいきましょう!

□ライフコストワーク

①あなたが1年間で最もお金を使う月はいつでしょう?

②その月はどんなことがあって何にどれぐらい使っているでしょうか?

③金額をだいたい把握できたら、それを仕組みに変えて月々の固定費としてしっかりとライフコストに入れていきましょう!

実際の貯める仕組み作りも忘れずに作っていきましょう!

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