お金から自由になる家計簿
お金は暮らしと繋がっていて
日々の暮らしが繋がり
人生になっていく
僕たちが使っている
お金という道具を
どうやって使っていくか
お金の使い方が変われば
人生の選択肢が広がり
自由が広がっていきます。
⬜︎自由になるための一歩
自分の人生の選択を
増やしていく
その為に必要なのが
「時間」と「お金」
この2つが揃うと
選択する自由が生まれます。
「時間」だけあっても
「お金」がない状態だと
選択の幅は狭くなり
「お金」があっても
「時間」がないと
これもまた
選択の幅は狭くなります。
この両方をどう確保するか
ここが自分を自由にする為のコツです。
じゃあどうすればいいの?
すごく大金持ちになって
時間を作るか
自分の最低限必要な暮らしのお金を
割り出して確保して
時間を作るか
この2つ
前者はハードルが高く
可能性はゼロではないが
時間がかかります。
後者は
家計簿をつけて
自分らしいお金の使い方を知れば
見えてきます。
時間も約3ヶ月程でわかってくる。
ぼくは
この後者
ミニマムライフコスト
(自分と自分の大切な人が健康で暮らせる最低限のコスト)
を出すことを進めてサポートしています。
その為に必要なのが
「家計簿をつける」
シンプルです。
⬜︎シンプル家計簿
自由になるための家計簿には
いくつかのポイントがあります。
まずは、家計簿をつける習慣を持つこと。
家計簿をつけることは
できる人には難なくできますが
ぼくの様に続かない人も多い。
これを続けていく為にも
家計簿はシンプルに
「投資」「消費」「浪費」
この3つに分けていきます。
買い物をした時に
レシートを必ずもらって
財布に
まずは毎日5分
財布からレシートを取り出して
家計簿をつける
朝5分
同じ場所
同じ時間がオススメです。
時間と場所を固定化すると
ぼく達人間は習慣化がしやすく
夜より朝の方が
誰にも邪魔されない時間を
確保できるからです。
家計簿はシンプルなものを
選ぶのがオススメです。
手書きでも
アプリでも
エクセルでも
自分の使いやすいものを
選びましょう。
(できるだけ自由度が高いものを選ぶのがポイント)
⬜︎「投資」ってなんだ?
まずはこの習慣を1ヶ月
自分自身に定着させていきましょう。
「自分を自由にするために」
しばらく家計簿をつけていくと
疑問が浮かんできます。
それは
「自分にとって投資ってなんだ?」
投資と言うと
資産形成のような投資が浮かびます。
ここで言う投資は
それだけではなく
「自分の人生に豊かさをもたらしてくれるかどうか」
自分の価値観を基準とした
お金の使い方を言います。
お金が増えたかどうかではなく
豊かさが増えたかどうかで
判断をする。
自分の本当にやりたいこと
やってみたいこと
心から感謝や感動が生まれること
心の底からありがとうの言葉が出る何か
これに1%でも繋がる
お金の使い方を
「投資」に振り分けていきましょう。
最初はなんとなくで大丈夫。
家計簿を続けていくと
だんだん自分がどんなことに
感動したり
楽しさや豊かさを感じるかが
だんだんわかってきます。
焦らずゆっくりと
進めていくのが何よりも大切です。
ここはじっくり時間を使いましょう。
⬜︎「消費」って?
これは自分が最低限
生きていくために必要なお金
例えば水光熱費や
日々の食事代
生活に必要なものなど
最低限必要な生活コストです。
ここで迷ってしまうのが
外食やプレゼントなど
ご褒美やイベントなどに
使うお金です。
この判断基準をどうするか。
答えは自分の価値基準の中にあります。
本当に大好きな人の食事は
自分を豊かにしてくれる時間になり
「投資」になる可能性が高い。
反対に、どうでもいい人との食事や
テキトーに選んだランチ
忙しくて味わうこともなく
かき込む外食は
「浪費」になるかもしれません。
心から感謝を持って
渡すプレゼントと
義理で渡すプレゼントは
違ってきます。
もし迷ったときは
一旦「消費」へ入れて
寝かしてみましょう。
最後の「浪費」はわかりやすく
「投資」とは真逆の
自分の価値観にそぐわないもの
付き合いでイヤイヤいく飲み会代
ストレスで買ってしまったお菓子
使わないセール品
などなど
自分の価値観ではなく
誰かの判断、価値で
使ってしまったお金です。
⬜︎固定費を出していく
そして最後に固定費
これも出し切ることが大切です。
固定費とは
毎月一定の決まった金額で
出ていくお金。
まずは全てを出し切るのが
ポイント。
家賃やサブスク
保険料、税金
車の維持費などなど
これを書き出して
今使っていないもの
必要のないものは
すべて解約してしまいましょう。
固定費は自動的に出ていくお金
月々1,000円でも
1年で12,000円
もしこれだけあれば
ちょっとした旅行代になります。
固定費は最低限必要なものに
ミニマムにしていきましょう。
また、税金や保険料など
1年単位で払うお金は
月割りに計算して
月々の固定費として
割り出していきます。
例えば
入っている保険が12万円なら
12万円÷12ヶ月=1万円
1万円を月々の固定費として
入れていきましょう。
そうすることで
急にどっとくる負担が
見える化できて
お金を払うときの精神的ダメージが
軽減されます。
⬜︎お金の土台
このように
「投資」「消費」「浪費」
に分けて家計簿をつける。
そして、固定費を全て出し
それをミニマムにした上で
毎月の家計簿に入れ込む。
こうして1ヶ月家計簿をつけていくと
自分の今のお金の流れが見えてきます。
そして1ヶ月分の家計簿が
できあがったら
「振り返り」
をします。
毎月1回家計簿を締めるタイミングで
いつもより長めに時間をとって
お金の流れを俯瞰してみる。
これをすることで
より自分らしいお金の流れを
整理することができます。
日々お金の振り分けをしていく中で
その時に思い抱いた感情が
本当にそうかを確かめる。
そういった振り返りをすることで
より正確に自分の価値観に沿った
お金の流れを作っていきます。
あの時は「投資」だと思ったけど
今時間をおいて考えてみると
「消費」だったな。
とりあえず「消費」にしたけど
結局あの食事は「浪費」だったかも。
そんな風に冷静に自分を見つめ
客観視してお金の流れを
整理整頓していくことで
お金の流れはより
自分らしい軸に沿ったものに
変化していきます。
そうして整理ができたら
最後の仕上げに
自分の価値観をピックアップしていきましょう。
1ヶ月付けてきたお金の流れは
自分の価値観に沿った流れ
自分が本当に価値あるものが
どんなものか
自分を知る為のツールとして
家計簿を見ていきましょう。
なぜ投資に振り分けたのか?
そこにはどんな事を感じたのでしょうか?
振り返って見て投資から消費に
変化したのはどうしてでしょう?
そこにあった「違和感」は
具体的にどんなものだったのでしょう?
どんなに小さな事でも
それは自分自身を知り
自分の感じる価値
豊かさに繋がるヒント。
その一つ一つの点を
集めていく。
すると、だんだん本当の自分が
豊かさを感じる部分が
どんなところにあるのかが
明確になっていきます。
まずはそれを
家計簿の最後に付け加えて
次の月へ
そこで気づいた
「自分の価値観」を
持ってお金を使っていく。
家計簿をつけていく。
1ヶ月目より
2ヶ月目
3ヶ月目と
だんだん自分の中にある
心の声がだんだん明確になり
自分らしいお金の使い方が
明確になって
自然とそれができるようになると
いつの間にか
自分が自分らしくいられる
暮らしができるようになっていきます。
お金から自由になる為の家計簿は
自分らしく生きていくための
コンパスのように
人生の選択肢を広げ
いきたい方向へ
きっと導いてくれます。
お金は暮らし
暮らしは人生
焦らず、少しづつ、長く楽しい人生を。