2021.08.03
自分らしさ

暮らしと身の丈

□暮らしと身の丈

「身の丈を知る」

よくお金について学ぶ中で出てくる言葉です。

「身の丈」これって実際にどんなもの?

ぼくはいつもそう疑問に思っていました。

暮らしの中でお金と言うものは

切っても切り離せないものです。

でも、よく感じるのが

暮らしとお金はイコールであって

どちらか一方が重要と言うことではないのですが、どちらかというと

「お金」が暮らしよりも重要視されている様な風潮がある様に感じます。

そんなお金に比重がある今だからこそ

暮らし=お金

と言うバランスがとっても大切ではないか。

そう感じています。

□暮らしの身の丈

暮らしも身の丈もどちらも少し漠然としていて

なんだか、わかるようでわからないような言葉。

暮らしと言うのは、人それぞれ違うので

明確にこれっ!っていう基準がない分とってもわかりにくいものです。

ただ、それを漠然としたままにしておくと

いつの間にか、お金に比重が向いて行きがち。

お金が大事。

ではなくて、

お金も大事。暮らしも大事。

と言う風に持っていくためには

自分の「身の丈」を理解して深めていく必要があると思います。

□身の丈=価値観

身の丈は、簡単に言うと自分自身の価値観。

自分が好き、楽しい、面白い。

わくわく、最高、心地よい。

と言った、自分が本当にいいと感じることやもの。

それが、長続きしてずっと幸福感を感じられるもの。

それが一つ、身の丈を知るヒントになります。

そのスタートは、

「最高にわくわく理想の自分」

今現在、現実問題はいったん脇に置いといて

自由に「最高の自分」「最高の暮らし」を思い浮かべる。

そこからがスタートです。

それが思い浮かべたら

今度はそのほんの一部を切り取って

実際にやってみる。行動してみる。

例えば

「仕事をせず、毎日が自由で、広い家に住み、高級車を乗り回す毎日」

が最高に望む自分だとしたら

いきなり全部はできないけれど、

高級車に試乗することができるし、

広い家に数泊することだってできる。

仕事も長期の休みをとって何もしない日々を体験することができます。

工夫次第で体験、実験ができる。

長い人生の中で、1週間、1ヶ月そういう時間を作ってみるのもありだと思います。

そうして、思い描く理想の暮らしを体験してみてどうだったか?

どう感じ、どう思ったか?

ここからが大切なポイントです。

仕事をしないと言うことが、最初に1週間はよかったけれど

どんどんと暇になってどうしようもない感覚になるかもしれません。

思っていた以上に自分がやりたいことが尽きてしまうかもしれません。

広い家ではなくて、小さくてもいいからこだわりがある家の方がいいと感じるかもしれません。

高級車はかっこいいけど、小回りが効きにくいかもしれません。

本気で体験してみて、やってみると

想像以上に自分が思っていたものと違ったり

はたまた、ピンポイントでめっちゃいい!と感じるものが見つけられたり。

行動することで、本当の自分の価値観を深く知る。

それが、自分の身の丈というものを知ることではないかと思います。

□身の丈を深く

そうして、実際に体験してみたこと。

やってみて大きく自分の思い描いていた最高の暮らしが描き変えられていきます。

それは決して悪いことではなくて、

むしろいい事。

「いい大学を出て、有名企業に勤めて、定年まで安泰、老後は年金生活」

と言った昔を世間一般のレールではなくて

自分が感じ思い心から幸せを感じられる

自分自身だけのレール。

これを探していくことは

自分の価値観を知って

より自分の身の丈を知ることになっていく。

そこには、思いもよらない自分の価値観があり

それが想像とは違っても、なんだか心地よい。

最高に幸せに感じられるものだったり。

その感じる力を大切に育てていくことは

自分をより幸せにしていく声を

聞きやすくしてくれます。

他人の声ではなくて

「自分の声」

身の丈とは

「ありのままの自分」

自分そのものを感じ知ることで

暮らしとお金がイコールになり

本当の自分の価値観がつかみ取れるようになっていく。

そうすると、

いつしかお金から自由になり

自分らしい暮らしが

自分の価値を100%受け止められた自分が

深い幸せが見つかる様に思います。

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