ミニマムライフコストを下げる最初のコツ
ミニマムライフコストを下げていくのにはちょっとしたコツがいくつかあります。
その中で一番初めに持っておきたいコツを今日はご紹介しようと思います。
□低ければ低い程良いとは限らない
ミニマムライフコストと言葉で聞くとどうしても、低い方がいい・極限まで下げる必要がある
と言ったような感じに捉えがちです。
ミニマムライフコストはあくまでも、
自分と自分の大切な人が健康で暮らせる最低限のコスト
なので、低ければ低いほどいいという事ではなく自分自身がこの金額があれば暮らせると思えるかどうか。
それは、人によっては50万円かもしれないし、10万円かもしれません。
どんな事でも我慢して極貧生活を送るのではないのです。
そこを押さえつつ、ご自身のミニマムライフコストを見定めてほしいと思います。
□slowがポイント
ミニマムライフコストを下げていく上で一番大切にしたいのが「時間をゆっくり使うこと」
まずは3ヶ月分のライフコストを出してみて
そこから、じっくりと時間をかけてお金と暮らしを見つめていく。
まずは3ヶ月間の家計簿で自分にとっての「投資・消費・浪費」を見定めてあり程度下げてるものを見出したり本当に必要なお金を考えつつ見定めていくとある程度のライフコストが抑えられ低くなっていきます。
そうしたら、次にじっくりと時間を使いましょう。
最初の3ヶ月である程度厳選できたお金の流れを
今度はじっくり見つめつつより磨きをかけていく感じ。
ピカピカの原石を宝石に磨き上げていくようなイメージです。
あまり急ぎすぎると、原石が磨き上がる前にかけてしまったり、傷がついてしまいます。
ここはじっくりとが大事。
お金の流れを見つめつつ暮らしを整えていきましょう。
□何にお金を使ったら心地よいか
そのポイントは、
気持ちいい・楽しい・面白い
心地よい・ときめき
いろんな表現の仕方がありますが、
自分や自分の大切な人が幸せを感じられているかどうかをしっかりと確かめていきましょう。
ここでの幸せを感じるポイントは、
『幸福感が持続するかどうか』
一瞬のインスタントな幸せなのか
じんわりあったかく思い出したらまた幸せ感が感じられる幸せか
これをじっくりと感じ思い返すことがライフコストを下げていくポイント。
これを、一つ一つ繰り返していく。
例えば、
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とっても美味しいレストランへ行って最高の食事をした時。
美味しいご飯だったな。と言う幸せを感じた。
自分がまた来たいと思えるような最高の空間だった。
大切な人と過ごす時間と空間、そして食事が今でも思い出すと笑顔が出てる。
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どれも、きっといいお金の使い方だったと思いますが一番最後のお金が同じ金額でも、何より幸せに感じると思います。
そうした瞬間や時間をお金を使って作れたかどうか。
そこに感じた自分の幸せは、自分のどんな価値観に繋がっていているのか。
これを、実験に実験を繰り返していくこと。
これがライフコストを下げる道に繋がっていきます。
□一気にできないからこそ1日1日を大切に
そうして、日々のお金の使い方へ意識を向けていくと自分がどんなことに幸せを感じてどんなことに価値を感じているのか。
これがどんどんわかっていきます。
でも、一気にはわかりません。
1日1日、一つ一つのお金や暮らしに注目することはとっても大変な作業。
まずは、1日1個・1週間に1個と自分の心地よいペースで進めていきましょう。
時には失敗もあり、すぐには答えが出ない時もあります。
失敗も自分を知るヒントで、答えはじっくり待ってあげる。
そういった心構えと共に、自分を見つめていってあげましょう。
そうした意識は、意識すればする程に、日々繰り返していく程に少しづつ高まっていきます。
自分の価値観を知っていきながらお金を見つめていくと、
自分の価値観に沿った暮らしが整っていきます。
自分の暮らしが整って、だんだん心地よい空間や人間関係や思考が広がっていくと更に自分が本当に必要としているものが厳選されていく。
そんな良いスパイラルに入っていったら、
小さな楽しみや、何気ない日常がどんどん幸せに感じられてたくさんのモノやお金がなくても豊かさをたくさん感じられるようになり、お金の使い方も無駄がなくなりどんどんと自分の幸せのツボをつけるようになっていきます。
周りの価値観や世間の常識に捉われず
自分の中の自分らしさと言う価値にアクセスできている状態。
一生忘れられない思い出
自分が最期息を引き取る前に思い出すであろう思い出
生きていてよかったと感じる瞬間
それが、自分に送る最高のギフトです。
ミニマムライフコスト
自分と自分の大切な人が健康に暮らせる最低限のコスト
ここから生まれる、最高の時間をぜひ一緒に体感していきましょう。
□ライフコストワーク
①まずは3ヶ月の家計簿をつけてみよう!
もし、すでに家計簿がある方は投資と消費と浪費に分別して3ヶ月の平均金額を出してみましょう。
そこから今のライフコストを出してみて、今まで使ったお金はどんなお金だったか。どんな暮らしだったかを少し思い返してみましょう。
②今日使ったお金はどんなお金?
今日、昨日自分が使ったお金。
どんなことに使ってどんな感覚を感じましたでしょうか?
幸せでしたでしょうか?
イマイチだったでしょうか?
何も思わなかったでしょうか?
何も感じない時は、それは消費かもしかしたら浪費かもしれません。
幸せの感覚を見つけたら、ぜひそれがどう幸せだったか思い出してみましょう。
③過去の幸せな思い出はどんな思い出?
今まで覚えている幸せな思い出はどんなものがありますでしょうか?
自分が感じた幸せは自分の価値観を知るヒント。
昔々の思い出から最近の思い出まで自然に幸せだったと思える思い出を思い出して、そこに共通する何かを見つめていきましょう。