2021.11.08
ミニマムライフコスト

ミニマムライフコストを知る方法②

□家計簿の続け方

ミニマムライフコストを知る上で必ず必要なものとして

「最低3ヶ月分の家計簿」

とは言ってもそれがなかなか続かないので、その工夫を前回お伝えしました。

今回はその続き

家計簿を続けるための工夫をいくつかご紹介します。

まずはじめに、家計簿の続け方は人それぞれいろんなパターンがあります。

こう言ってしまうと元もこもない様に思ってしまいますが、

ひとりひとりにいろんな暮らしや生活があり個性があるように、続け方もまた同じ。

今回ご紹介するのは、ぼく自身やセッションを通じてたくさんの方のアイデアや工夫をいくつかご紹介し、そこに「自分もやってみよう」「これならできるかも」といったヒントを見つけて自分なりのやりやすい方法を発見してみていただければと思います。

□家計簿を日常にくっつける

まずご紹介するのは、普段の生活に家計簿の習慣をくっつけちゃう方法です。

前回お伝えした「シンプル」「簡単」な家計簿をつけていくのにはとってもいい方法の一つ。

これもまたシンプルで、普段の暮らしの中で毎日やっている習慣に家計簿をくっつけて、家計簿も習慣化してしまおうと言うもの。

例えば

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・朝のコーヒータイムに5分くっつける

・歯ブラシをしている間に家計簿を開いてつけてみる

・夜寝る前に書く日記と一緒に家計簿をつける

・子どもの絵本タイムの時につけていく

・子どもの宿題タイムの時につけていく

・通勤中の電車待ちの時につける

・週に1回行くお気に入りのカフェでつける

・お風呂のお湯をはっている間につける

などなど

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自分のいつものパターンにくっつけてみると言う簡単なもの

ここでのポイントははじめのうちは時間を長く取らないこと。

5分~10分ぐらいでささっとつけられる様にすることが大切です。

あまり長く時間ととってしまうと、最初のやる気がある内は続くのですが、だんだんめんどくさくなって結局は続かなくなってしまいます。

なので、シンプルで簡単で短時間。

ここを押さえて是非ご自身の日常に入れ込んでみて下さい。

□場所を同じ場所にする

次にお伝えするのは、場所

もし可能であれば家計簿をつける場所を固定かするとより続けやすくなります。

いつもの場所にきたら家計簿をつける。

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例えば

・朝いつも座るイスのでつける

・リビングのイスに座るときにつける

・お気に入りのカフェのいつもの席

・駅のホームのイス

・公園のベンチ

・海辺の心地よい場所

・窓際の風が通る場所

・お気に入りの森の中

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ここでのポイントは

「心地よい場所」「お気に入りの場所」「好きな場所」を選ぶことです。

どうしても家計簿はめんどくさいものになりがちなので、できるだけ自分の気分が上がったり心地よかったりする場所を選ぶと心も楽しく続けられる様になって行きます。

ここにきたら自然と家計簿を開いてしまうぐらいに習慣化できれば最高です。

□時間を同じ時間にする

時間を味方につけることも習慣化にとってとても大切な部分です。

まずは、最小限の時間。できるだけ短時間で家計簿が書ける工夫もその一つ。

そして、書く時間もある程度固定することで続けやすくなっていきます。

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・朝の身支度の時間に時間を決める

・コーヒータイムの時間

・お風呂に入る前の時間

・歯磨きの時間

・通勤の時間

・買い物して帰ってきた時

・週末の朝の時間

・休みの前日の夜

などなど

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これもいろんな暮らしのパターンによってたくさんあります。

日常や場所とセットにして時間もある程度固定すると、より続けやすさがUPしていきます。

ここでのポイントも、やはり心地よい時間や楽しい時間などと結びつけるとより続けやすくなっていきます。

□毎日、毎週、隔週、月2回

時間がある程度決まったら今度は「頻度」

習慣化するためには毎日同じ行動をするのが一番早く習慣化できるのですが、なかなかそうは言っても続かなかったり難しかったりします。

ここも、自分の暮らしの中でのパターンを見つけながら心地よい頻度を探していきます。

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・毎日朝日を浴びながら

・毎週お休みの前日の夜にお酒を片手に

・2週間に1度のペースで

・お気に入りのカフェに行く頻度を決めてそれと一緒のタイミングで

・月2回15日と30日に決めてやってみる

などなど

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これは、色々と試してみるといいと思います。

これも最初の方は、自分にご褒美を少しあげつつやっていくといいと効果的。

あとは、完璧主義に走らず

「できなかった自分」を責めないで

「できた自分」を褒めてあげましょう。

100%はできなくても、ちょっとでも家計簿を書く行動が取れた時

「えらいぞ自分」と褒めてあげてくださいね。

□お財布の工夫・レシートの工夫

最後はツールの工夫です。

家計簿をつける上で必要になってくるのがレシートや領収書。

最近はメールで届くものやオンライン決済が増えていて買い物をしたのにいくら使ったかわからない状況が増えはじめています。

ぼくのおすすめは、レシートをとっておくこと。

レジで必ずレシートをもらってお釣りと一緒に財布にはさむクセをつけています。

そうすると、財布の中はレシートでいっぱい。

・・・気持ち悪い状態になります。

その気持ちを利用して家計簿をつけることにしています。

ついでに、オンライン決済をしたものに対しては領収書メールにマーキングをしておいて記入したり、銀行アプリを使用していくら使ったかを確認しています。

他にも、

・レシートを家に帰ってきたらカゴに入れる

・レシートはもわらず買い物し終えたタイミングでLINEなどにメモる

・レシート用のお気に入りのポーチに入れる

などなど

いろんな工夫をされている方もたくさんおられます。

最初の内は、少しレシートなどが漏れていてもOKを出して一番大切な「家計簿をつけると言う行動」ができる工夫をする。

決して完璧を目指さずに、70~80%ぐらいの完成度でも大丈夫。

ここでも、できなかった自分ではなくできた自分を褒めてあげましょう。

□ライフコストワーク

①まずは自分の暮らしを振り返ってみましょう。

いつものパターン・自分の好きな場所・心地よい時間など、一度自分のいつものパターンを見返してみてどんな家計簿をつけられそうなタイミングを1つ2つ見つけてみてください。

②時間と場所とタイミングの固定してみよう

暮らしの中で良いタイミングがわかったら、それを一旦固定化してみましょう。

まずはやってみるが大切です。それをしばらく続けつつお金と向き合う時間と場所を決めていってみてください。

③レシートを集めよう!

どんなにできない日が続いてもレシートさえあればなんとななります。笑

できるだけ毎日目にする場所にレシートを貯める工夫をしてみて下さい。

できれば、自分が片付けたくなるような場所にすると心が動きやすく家計簿をつけるタイミングを一つ作れます。

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