育休制度とライフコスト
【育児休暇前にオススメするライフコストの基準】
育児休暇制度
これは、日本が誇るとっても良い制度の一つだと思います。
女性の方の取得率は高いのですが、男性の方の取得率はまだまだな現状。
会社の都合やいろんな事があって取れないと言う方もいらっしゃると思いますが、ぼく自身は育休を勤め先の会社で初めて取らせて頂いて、率直にとってよかったと感じています。
そんな中でも、やっておけばよかったと思うこと、
特にお金についての準備や知識をしっかりと得て、そこからライフコストを整えておくことをしておくともっといい時間を過ごせたと感じています。
今回は育児休暇制度とライフコストについてお話を進められたらと思います。
□ライフコストを65%に整えておく
育児休暇は概ね約1年程取得することが可能です。
その期間実は国からお金が貰えるのです。
最初の3ヶ月は給与の約67%分
3ヶ月後からは50%分
つまり、今から給与の約65%分を生活費(家計簿の消費部分)
として整えておくと、給与が下がるから悩むような事が減っていきます。
ちなみに、
消費を65%
投資を25~30%
浪費を5%前後
この割合で暮らしを整えある程度の準備をしておくとほとんどお金の心配はなくなります。
ぼくが育休を取った時にこれを知らず、
お金を整える(ライフコストデザイン)ことを考えていなかったので1.5ヶ月で育休を終了してしまいました。
とっても勿体ないなと後悔です。
□育児とお金
子どもを育てることはお金がかかる。
と言うイメージがありますが、そうでもありません。
こういったライフコストを整えながら暮らしをデザインしていくと「たくさん稼がなきゃ」と仕事に時間を費やすことも減っていきます。
実際に、ぼく自身も2人の子どもを授かりましたが、ライフコストをデザインしはじめて、楽しく健康に暮らせるお金と大切な時間のバランスはどんどん良くなってきています。
少しぼくの過去のお話をすると、
第一子が生まれたときは、
「子どもが生まれたらか仕事を頑張らなくては」
と言う謎の思い込みがあり、仕事に没頭していました。
その結果、
朝早く夜遅くのワークスタイルで、家族と会えるの平日の寝顔と休日だけ。
必死に働き結果心身ともに疲弊してしまい、ストレスが溜まってお金をその発散に使ってしまう。
時間もお金もかなりもったいない使い方をしていました。
今現在は、ミニマムライフコスト(自分と自分の大切な人が健康で暮らせる最低限のコスト)を算出しながら日々ライフコストを整えて
有給はフルで活用して、仕事の効率を上げて定時退社。
ミニマムライフコストがわかっているので、収入のボーダーラインがわかり無理に働かず今は家族との時間を最優先に暮らしています。
□自治体の制度をフル活用
とはいえ、子ども達に将来好きな学びを受けてもらいたいと言う思いも親としては必ずあります。
そんな時はお住まいの自治体の制度をぜひ調べてみて下さい。
その中で注目するのが、「児童手当」
これは、第一子が生まれたら貰える子育てを応援する制度。
ぼくはこれを、将来の学びに使えるお金として学資保険や積み立てNISAなどに投資をして準備をしています。
この制度は自治体によっても色々とあるので、ぜひ一度調べてみることがオススメです。
その他にも、子育てに必要なものなどは今やいろんなところから手に入れることができます。
少し値段の張るものも、子どもはあっという間に大きくなって使わなくなるので
兄弟や友人とシェアをして使ったり、メルカリなどを使って安く購入すると
ほとんどと言っていいほどお金がかかりません。
我が家もほとんどがシェアしてもらったり、服はほとんど買ったことがないぐらい。
子育てはみんなでするもの
と言いますが、ネットの普及でそれがより広がっているように感じます。
□子どもに育てられる
今回は育児についてお話しをしました。
育児はとっても楽しいものです。
子ども成長と共に自分自身も成長し、子どもから学べることや気づくことがたくさんあり、より人生を豊かにしてくれるものだと実感しています。
そして、お母さん1人が抱えるのではなく、夫婦で子育てをすることは何より最高の思い出になります。
育児休暇制度
これを活用することで、人生の楽しみがより増える。
そのためにも、お金と言うものと向き合ってそれまでに準備をし、整えておく。
そうすることで、お金の不安をなくし心地よい心持ちで育児に専念できる。
これから、子育てを控えている方。
今子育て中の方のヒントになれば幸いです。