お金の捉え方を変える2つの質問
□お金というものの捉え方を確かめる
『あたなにとってお金ってなんでしょう?』
・汚いもの
・怖いもの
・貯めないといけないもの
・面白いもの
・楽しいもの
・便利なもの
・幸せの象徴
などなど、いろんな考えや価値観があります。
あなたにとってどんな印象があるでしょうか?
結論から言うと、
お金は「道具」
元をたどれば、
ものやサービスと交換するもの。
昔は珍しい石や貝殻などをお金の代わりに使っていたそうです。
例えば
美味しいパンを作る人と美味しいお米を作る人。
それぞれがお互いのパンとお米を交換する時に、その間に存在するのが「お金」と言う道具です。
お米は腐りにくいですが虫が湧いちゃったり、
パンは腐ったりもして長持ちできません。
なので、価値を証明する「お金」と言う道具を使って、ものとものの間に「保存」機能をつけたのが「お金」と言う道具です。
そんな「道具」としてのお金。
とっても簡単に言うとこういった仕組みや歴史なんですが、不思議とそこには「感情」が含まれています。
(ほんと不思議です)
どうでしょうか?
□お金と交換しているものは?
では、もうひとつ質問をします。
『お金と交換して手に入るものはなんでしょうか?』
ひとつは、モノやサービス。
他にも、
時間
体験
経験
思い出
癒し
感動
感謝
etc..
他にもまだまだあるかもしれません。
モノやサービスのさらにその先にあるもの。
モノやサービスとともに受け取れるもの。
例えば時間
いつも食べている「100円の食パン」
パンを作るにはとっても時間がかかります。
小麦粉と水を混ぜ、酵母菌を入れて膨らませて
時間をおいて膨らんだらまた捏ねて、、、
1から作ろうと思うとかなりの時間がかかります。
ただ、食パンを買うと言うお金の使い方にも
1から自分で作る時間を省いて食パンを食べることができる。
当たり前ですが、ついつい忘れてしまいがちな当たり前がそこには隠れています。
□目に見える人の先を想像する
そういった感じで考えていくと、
いつも買っている食パンも、自分の時間と交換していることに気づきます。
では、もうひとつ深く想像していきましょう。
これはお金の素敵な使い方などを発信している、本田晃一さんが以前おっしゃっていた言葉で、
「お金の流れる先を3つ想像してみる」
と言うもの。
どういったものかと言うと
100円の食パンを買った時の100円
その100円は、
①スーパーのレジのおばちゃんのお給料になる
②そのおばちゃんは、お給料で美味しいケーキ屋さんでケーキをワクワクしながら買ってケーキ屋さんにお金を渡す
③ケーキ屋さんはそのお金で美味しいケーキを更に研究するため修行ためにお金を使う
④研究先にそのお金が流れて、、、
と言いた感じで、想像を膨らまして考えてみれば
自分の100円がどんどんと広がって色んなところを流れていくことがわかってきます。
そして、そこに「嬉しい」と言う気持ち
「楽しい」と言う気持ち
「ありがとう」と言う気持ち
そんな感謝やワクワクする気持ちが一緒になっていたらとっても素敵なお金の流れが生まれます。
ただただ100円
でも、その使い方によってはとっても素敵なものになるかもしれません。
ぜひ今日から少しお金の流れのその先を想像してみませんか?
【ライフコストワーク】
①今日使ったお金がどんなふうに流れていくのかを勝手に想像してみましょう。
自由に、想像どうりにならなくても大丈夫。誰も怒ったりしません。笑
自分の使ったお金がもし素敵な流れになったらどんな流れになるでしょうか?
ワクワクしながらイメージを膨らませましょう。
②お金を使う時に「ありがとう」をのせてみる
お気に入りのお店、いつも買い物をしているお店でお金を使うときに「ありがとう」をお金と一緒にのせて使ってみて下さい。
きっとその「ありがとう」が店員さんに伝わって小さな感謝が生まれていきます。
その時に使ったお金に対する気持ちも一緒に感じてみましょう。
いつもと少し違った気づきがあるかもしれません。