2022.05.31
お金の知識

ミニマムライフコスト的保険の考え方・選び方

□ミニマムライフコスト的保険の考え方・選び方

ミニマムライフコストを知って、整理していく中で「固定費」と言う部分は最初に見直しておいた方がいいお金です。

携帯代やサブスクなどいろんな固定費がありますが、

「保険」もその中の一つ。

今回はその保険について、ミニマムライフコストを出していく上での考え方や選び方をお伝えできればと思います。

□そもそも保険ってどうしてかける?

保険と言ってもいろんな種類の保険がありますが、

今回は生命保険や医療保険と言った保険をどう捉えるか、選んでいくか。

「保険には入っておいた方がいい」

「もしもの時の為に備えは必要」

と言った言葉を聞きます。

僕も否定はしないし、入っておいた方が良いタイミングがあると思います。

僕自身も保険に入っています。

そんな保険はそもそもどうして入るのでしょうか?

理由の一つは

「もしもの時お金が払えなくなるかもしれないから」

自分の今の貯蓄でもし病気になったり、死んでしまったり。

人生この先何があるかわからない。

明日の未来は誰にも予測できません。

そう思うと「不安」がどんどん膨れ上がって

もしも・・・

もしも・・・

もしも・・・

不安だけが膨張してしまいがちになります。

そうなると、保険に入って備えておいた方がいいかも。

もしもの時の為にもう少し掛け金を増やして補償内容を増やした方がいいかも。

そんな風に保険料が増えていき、固定費が増えていきます。

ここで一度立ち止まって考えてほしいのは

もしもの時実際にどれくらいお金が必要なのかどうか。

もしも入院した時、入院費はどれくらい必要か明確に知っているかどうか。

もしも自分が死んじゃったら、その後どれくらいお金がいるのか。

パートナーがいるいない、家族の人数によってもこれは変わります。

最期自分がどうして欲しいかによっても大きく変わります。

ぜひ、具体的数字と自分がどうなっていたいかを調べ考えてみてみましょう。

そしてもう一つ。

国や住んでいる地域の制度をちゃんと知っておくこと。

これも大切なことです。

特に日本はいろんな制度があり、年金や医療保険などから細かい部分までたくさんの制度があります。

これを、知っている知っていないでは大きく違います。

例えば、高額医療制度というものがあって、ある一定の金額以上医療費がかかると、もうそれ以上は払わなくてもいいようなものがあったり。

もし、自分が何かの原因で働けなくなった時に補助がもらえる制度があったり。

とてもたくさんの制度があり、条件もまた様々です。

そんな制度。ほとんどが申告制になっています。

と言う事は知らずにいたらそのまま何も受けられないまま、、、

しっかりと、自分が必要だと思う制度を知っておくと、将来への不安や、もしもの時本当に必要なコストはどれくらいなのかを具体的数字として見える化ができるようになっていきます。

□保険と暮らし

どうして保険に入るのか?

それは、人それぞれいろんな理由がありますが、もしもの時自分には最低限どれくらいのお金が必要かを改めて考えて見ることがオススメです。

国や地域の制度や自分の暮らし、将来のこと。

今現時点でどうしたいかを考えてみる。

それらを踏まえて、今の保険は自分にとって合っているのかどうか。

高いのか安いのか

安心するのかしないのか

現在の固定費やライフコスト全体を見渡して一度見直してみるといいと思います。

今保険は本当にたくさんのものがあって、何を選べばいいかわからない時代。

たくさんある中から選ぶことはとても労力がかかります。

でも、一度エネルギーを注いで調べて選んでいく。

自分の暮らしたい暮らし、これからの自分を見据えて。

僕のおすすめは、シンプルでわかりやすい保険を選び、できるだけミニマムにすること。

そして、自分がちゃんと理解できる範囲のものにする事です。

この機会に、固定費を見直してより自分らしい暮らしとお金に縛られない暮らしの一歩になれば嬉しいです。

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