2021.11.16
ミニマムライフコスト

お金・感情・暮らしを整える

□お金の整理整頓

ミニマムライフコストを出していく中で、とっても大切なのが

「振り返る」と言うこと

自分のお金の流れを振り返ることで、自分の暮らしや感情がわかり。

そこから、本当に必要なものは何かがだんだんとわかってきます。 

それをより深く知る方法。

それが、お金と向き合う時間を作って自分と向き合うこと。

「振り返り」

です。

家計簿をつけることと同時にこれをセットにしてぜひやってもらいたい。

実際に、ぼくがセッションをさせて頂いた時にはこれを中心にお話を進めていくことが大半なんです。

ではどのように振り返るのかというと、

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①お金を使った瞬間の感情としてどう感じたか

②その時使った感情と日にちが経って感じる感覚の変化

③それが本当に投資だったのか消費だったのか

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□お金を使った時の感情

まずはお金を使った時の感情。

これを少し感じてもらえたらと思います。

ぼくたち(日本人)はどこかお金に対してネガティブな感情を持ちがちなのですが、自分自身がお金を使うことに対してどう感じているかを素直にまずは受け取ってみる。

お金を整理する上でとっても大切なことです。

それは、楽しい・嬉しい・面白いと言ったポジティブな感情もあれば後めたい・いいのかな・ちょっと罪悪感などと言ったネガティブな感情もあります。

まずは、素直にどう感じたかを言葉として書き出してみる。

自分はどう感じているかをぜひ受け取ってみながら自分自身の思いや感情を少し見つめていきましょう。

それをやっていった先にどうなるか?

自分のお金に対する「思い込み」がわかります。

書けば書くほどにより深く見えてきます。

「お金は貯めないといけない」と言ったものや、「お金を持つことが汚いことだ」と言ったような思い込み。

その自分が持っているお金に対する思い込みが、一つ一つ明確になってきたら、それがどこから来ているかをちょっと勇気を持って思い出してみましょう。

もしかしたら、何かの体験からそうなったかもしれません。

親や身近な人からの影響を受けていたのかもしれません。

昔の世間の考え方が染み込んでいるのかもしれません。

それがわかったら、ここで一つ自分に質問をしてみましょう。

「それは今でもそうなのか?」

きっと遠い昔の体験や経験が今の思い込みを作っているかもしれません。

でも、それって「昔」あなたの「今」はきっと昔とは状況も環境も全然違っているはず。

ぼくの例だと、

昔小学生の時に親がお金に苦労していることを耳にして育ってきた体験がありました。

それをずーっと大人になるまで(30歳前半まで)持っていて、「お金は悪いもの、人を苦しめるものだ」と思い込んでいました。

でも、今両親は時に不自由なく暮らしを送っているし、自分自身もお金を使っていろんな体験をして豊かさを感じる瞬間がたくさんあります。

「お金は悪いもの、人を苦しめるもの」

と言う思い込みは昔の話。

今はそれが全てではないと思い込みがなくなって、心がかなり楽になりお金に対する捉え方がだんだん変化していきました。

どうでしょうか?

あなたの中にある「思い込み」どんなものがありますでしょうか?

□ちょっと経ってからの感情

次は、同じ感情でも「時間が経ってからの感情」を見つめていきましょう。

人の感情はどんどん変化していくもの。

その時感じた感情も、時と共に変化していきます。

お金を使った時に感じ感情も時と共に変化していきます。

ぼくがオススメしているのは1ヶ月の家計簿を閉めるときに振り返りをすると言うもの。

そして、この振り返る習慣を身につけることで「本当に必要なお金の使い方」を知ることができるようになっていきます。

その時その瞬間に感じた感覚。

これは時間と共にだんだん変化していくことがあります。

ぼくたちが暮らす日本には、今いろんな所から宣伝・広告がこちらに飛んできます。

あたかも本当に買わなければいけないと思わせられるようにとっても巧みに。

その宣伝や広告に刺激されてついついいらないものを買ってしまうことがしばしば。

これを見直して「浪費」を減らしていく方法。

まずは、家計簿をざっと見返して

その時の感情や感覚を思い返してみましょう。

そして、今同じ感情・感覚が残っているのかを少し感じてみてください。

もしかしたら、その時「投資」と感じていたものが、実は「消費」や「浪費」だと感じてしまうかもしれません。

反対に「浪費」が案外「投資」になったこともあるかもしれません。

時間をおいて見直すことで、どんな使い方が自分を豊かにしてくれるのか。

これが回数を重ねることにだんだんわかってきます。

更に、1ヶ月を見直す中で自分のバイオリズムも見ることができ、何かストレスを感じていた時には浪費が多かったり、心地よい日々を過ごしている間はお金を使うことが少なかったり。

そんな自分の心や体の動きも見て取れるかもしれません。

ぜひ、冷静に自分を見つめながら本当に自分が豊かになるお金の使い方とはどんなものなのかを深めていく。ぜひチャレンジしてみて下さい。

□言葉にまとめてみる

そうして出来上がった家計簿は、ただの数字の羅列ではなく暮らしの日記のようなものになっていると思います。

お金を使うことは暮らしや自分自身の感情と繋がって、さまざまな変化があります。

そのお金の流れを整えることは、自分の暮らしを整えていくことに大きな影響を与えてくれます。

自分の暮らしを整えていくことは、感情を整えることにつながり、心地よい日々が送れるようになればよりお金をたくさん使わなくなっていきます。

本当にいつようなもの。

自分の暮らしをより豊かにしてくれる体験。

心地よい空間と余白の心。

自分自身が何が好きで心地よく感じ、豊かさを得られるのか。

お金と向き合うことでそのヒントがたくさん見つけることができてきます。

最後に、1ヶ月の振り返りが終わったらぜひそれを言葉にしていきましょう。

ここもシンプルに

・よかったこと(これはたくさん)

・イマイチだったこと

・次からどうするか(少し具体的に)

3つのジャンルに分けて自分の言葉にして表現していきましょう。

これもまた残しておく事で3ヶ月後1年後に自分がどう感じていたかを見つめる材料になっていきます。

家計簿をつけながらの自分探し。

自分自身が本当に暮らしたい暮らしを見つけるヒント。

この機会にやってみていただければと思います。

□ライフコストワーク

①家計簿をつけたときに自分の感情・感覚を書きましょう。

その時に感じた感覚をぜひ簡単に書き留めておきましょう。

ワクワクしたり、楽しかったり、イマイチだったり、嫌だったことも。

どんな表現でも大丈夫。思いのままに書いてみて下さい。

②1ヶ月の振り返りをしてみましょう

その瞬間に感じていた感情がその後どう変化しているかをぜひ振り返ってみましょう。

そしてなぜ変化したかも少し考えてみて下さい。

そこには何が影響されていましたでしょうか?

③シンプルに言葉で書き出そう

最後は自分が気づいたことシンプルに箇条書きにして書き出しましょう。

もし、イマイチだったことがあったらそれを来月はどうしていくかを少し具体的にして行動できるようにしておくとどんどんと暮らしが整っていきます。

ぜひ試してみて下さい。

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