ミニマムライフコストを把握すると仕事への見方が変化します。

自分と自分の大切な人が心身ともに健康で暮らせる最低限のコスト。

これがわかると、今の仕事で得ているお金で十分大丈夫と思えるようになってきます。

そうなると、

無理に残業をしなくて良くなったり

休日出勤をしなくてもいいと思えるようになったり

今の仕事よりも本当に自分がやってみたいと思える仕事へ思い切ってジャンプするきっかけになったり。

ミニマムライフコストを知ることで仕事に対する考え方・捉え方が変化して、より自分がやりたいことにフォーカスできたり、やりたいくないことがわかったり。

今まで思いもよらなかった仕事に対する発想が生まれてきます。

□ライスワークとライフワーク

そこで、少し取り入れて欲しいのが

ライスワークとライフワーク

この2つの考え方。

ライスワーク＝ご飯を食べていくための仕事。

ここでいう、ミニマムライフコストを確保するための仕事です。

多くの方が今やっている仕事をライスワークとして捉え直す方が多いと思いますが、今までの仕事の延長線上であったり、人にとっては可もなく不可もなくやれる仕事であったりします。

そして、ライフワーク

これは人生の仕事、自分が心から楽しめる仕事。

自分が昔からやってみたかった仕事や夢中になれる事、ずーっと好きだったことやチャレンジしてみたいことなど。

夢中になってできる仕事のことを言います。

ライスワークとライフワーク

ミニマムライフコストを把握した多くの方が

ライスワークで自分の最低限のお金を稼いで

(これをベーシックインカムと言います）

ライフワークを始めておられます。

（ぼくもその中のひとり）

ミニマムライフコストを知ると

今の仕事（お金を稼ぐこと）に対しての見方や捉え方が変化して、ライスワークとして自分の最低限暮らせるお金を確保できた瞬間から、大きな自由を感じられるようになります。

そうなったとき、「チャレンジ」する勇気を手に入れることができます。

自分が本当に楽しいと思えること

昔から大好きでやっていること

やってみたいと思い心の底からワクワクすること

自分の本当にやりたいことができる時間が生まれます。

はじめは、お金をもらえることは少ないかも知れません。

それでも、楽しいと思えることは続けられます。

全てを投げ出してチャレンジするのも選択肢の一つですが、

ミニマムライフコストを確保しながら

やってみたいことにチャレンジする方が、心の平穏が保たれてそれこそ、やりたいことを少しづつ自由にやっていくことができます。

よくやりたい事にチャレンジしてみたけれど、お金のプレッシャーに押されて好きだった事に無理が生まれたり、好きだった事のはずなのに、嫌になってしまったり。

そんな話を聞くことがあります。

それは、とってももったいない！

ミニマムライフコストをライスワークで確保しながら自分の自由な時間をライフワークに使っていく。

お金と時間を味方につけてぜひチャレンジしてもらいたいのです。

□ライフワークで暮らす

ぼく自身がそうですが、ミニマムライフコストを知れた時から大きく仕事の流れが変化しました。

まず、10年間やっている仕事で無理をしていた部分が大幅に減らせることができたこと。

これは人生にとって大きな出来事でした。

ミニマムライフコストを知れたら、自分の収入が最低限確保されていることに気づく。

そうすると、残業を全くなくして、休日出勤をなくして、有給をフル活用して。

自分が無理をしている状態であれば、無理をしないようにシフトダウン。

すると、体が楽になり心も楽になり余裕が生まれてリラックスした時間がたくさん。

その状態が続くと、自然と仕事はうまくいきます。

やらないことをやらずに、最低限のやらないといけない仕事を終わらせて、あとは、やりたい仕事をやる。

今まで憂鬱だった仕事に少しの楽しみが生まれ、ライスワークだった仕事が少しライフワークに近い状態になっていきました。

でも、ライスワークはあくまでもライスワーク。

他にもやりたいことがあって、やっていきたい仕事が自然と目の前にやってきて。

今まで残業や休日出勤で使っていた時間を大切な人と過ごす時間と自分がやりたいライフワークへ使えるようになってくる。

それが例えお金にならなくても、仕事じゃなくても初めは気にせず、どんどん楽しい方向へ自分がやりたいように夢中で進んでいくと、

気づいたらそれが仕事になっていて、

気づいたら少しお金をもらえたりするようになってきます。

そうなったら、心はもう喜びっぱなしです。

安定したベーシックインカムを確保できて最低限のお金の心配はいらないし、

今まで憂鬱だった仕事に少し楽しみを見つけられ、やりたいことを少しでき始めて以前より仕事が楽になる。

そして、たくさん休めるし時間が生まれる。

さらに、ライフワークで楽しみながら少しづつお金をいただける。

そこには、今までの仕事で得たお金とはまた別物の感謝や感動が生まれます。

それを体験すると、よりお金を大切に使うことができてきて、ミニマムライフコストが更に自分らしくブラッシュアップされていく。

そんな良い循環が生まれたら、あとは進んでいくだけ。

将来、ライフワークでミニマムライフコストを確保できているイメージが生まれ、そこに向かってワクワクしながら一歩一歩進んでいく。

時間とお金を味方につけて、広い視野で自分を見つめながら。

ミニマムライフコストはそんな人生を変えてくれるきっかけとなるツール。

これを知ることによってより自分らしい仕事のやり方が見つかるかも知れません。